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パフォーマンス向上を目指すアスリートへ

コラム

(第1回)一年で一番”免疫力が低下”する時期って?

2017年07月27日 アスリートのための予防&ケア

この時期、急に暑くなったり、蒸し暑くなったり…。
体調管理が大切な時期。免疫力の低下も気になる時期です。
風邪をひいてしまったり、お腹の調子を壊したり、寝不足気味になったりと…。
こうしたストレスに悩まされる季節は、アスリートにとっても辛いものです。

今回は、免疫力を強化し、暑さに負けない身体作りについて簡単にお話ししたいと思います。

 

一年で一番「免疫力が低下」する時期って?

≪免疫力低下?≫

なんとなく風邪、ウイルスを連想させてしまうので、「冬」と答える人が多いのではないでしょうか?

でも、実は…。

≪夏≫

しかも、暑さへの抵抗ができていない

≪初夏≫

まさに今、この時期です。

 

春から夏にかけては、体内にしっかり溜め込んだエネルギーを外へ発散させる季節です。
例えば、植物も、春になれば芽吹き、成長するにつれ、種にたくわえられた栄養がどんどん使われていきます。

我々、人間においても、この時期は一見、活動的に見えますが、貯蓄されたエネルギーや免疫力が消費されていく時期でもあるのです。

つまりは「免疫力が低下」し、体内バリアの弱い時です。
風邪などの体調不良や食欲不振、寝不足、自律神経の乱れなどが発生するのもこの時期。
「夏バテ」は初夏から始まっているのです。

この時期の免疫力低下は、「夏バテ」のスタート地点であり、これに日本の夏特有の環境条件が免疫力の消耗を進めてしまいます。
※さらに免疫力は、加齢によるカラダの変化やストレスなどにより低下してしまうので、特に中高年期にさしかかったら、意識して免疫力アップを心がけることが大切です。

 

この時期、アスリートが気を付けたい事とは?

≪胃腸の免疫≫に注目する!

極端な話、「免疫」=「腸」といっても過言ではありません。

「腸」って、とっても、凄いんです!

免疫細胞全体のなんと≪約6割≫が腸内にあって、日々、侵入してくる敵と戦ってくれています。

≪6割≫≪6割≫≪6割≫

≪6割≫ですよ!!

 

つまりは、免疫の≪6割≫を占める腸全体を強化し、免疫細胞を活性化してしまえば、“「夏バテ」に対抗できる強い身体”

を作る事ができるのです。

これは即、実行です。

でも、どうやって?

 

免疫力は腸内フローラで決まる!

理想的な腸内フローラ<善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割>を維持すること。

≪冷たいものを飲まない≫
≪糖分を控える≫※糖分の摂取は、体温を低下させます。

暑い夏場、冷たいジュースやビール、アイス…。飲みたい、食べたいですよね…。

でも、
冷えた飲み物や糖分を多く含んだアイスやジュース、ビールを飲んでしまうと…

≪体温低下≫→≪腸内の善玉菌の免疫力低下≫につながってしまいます。

 

体内温度が1度下がると、腸内免疫は37%低下すると言われています。
夏場によく「胃腸風邪」になってしまう人は、要注意ですね。アスリートも同じです。

はじめは抵抗があるかもしれませんが、冷たい飲料から常温の飲料を飲むようにし、白湯を飲む習慣を試みるだけでも、胃腸の免疫を強化できます。
白湯の飲み方ですが、毎食前30分と寝る前が理想なのですが、私の場合、なかなかそれが難しいので、寝る前だけはしっかり飲むようにしています。白湯を飲みだして2週間位から胃腸の具合がとても良く、翌朝が気分もスッキリして、身体も軽くなったんですね。それ以来、夏場は勿論、継続しています。やってみる価値ありです。

 

さらに、これからの時期、下記の3つの食材に注目してみましょう。

≪発酵食品≫ ≪食物繊維≫ ≪オリゴ糖≫

≪発酵食品≫ ヨーグルト、チーズ、漬け物、みそ、納豆、キムチ等

≪食物繊維≫ 野菜の中でも繊維部分は、善玉菌の餌になり、便の出もよくなります。

≪オリゴ糖≫ バナナ、大豆、玉ねぎ等に多く含まれていて、ビフィズス菌の餌にもなります。

 

うんうん、分かるけど…。
ちょっと全部、摂取するのは難しいし、できるかな…
って思いますよね…。

 

<例えば私の場合、毎日>
・納豆2箱
・バナナ1本
・ヨーグルト100g
・お味噌汁1杯

この4品をしっかり食べるようにし、お肉よりもお野菜中心の食事を心がけています。
特に、「納豆、バナナ、ヨーグルト」は個人的には最強の免疫強化フードです。
最低、これだけでも免疫力アップが期待できます。
因みに、私は、これらを意識して摂るようにしてから、夏バテや大きな体調不良もなく、トレーニングを継続できています。調子が悪いかな~っていう時やレース前は、少し多めに納豆やヨーグルトを食べます。

 

ぜひ、今年は、暑い暑い「夏」を乗り切るために、これらの食材にも注目しみてはいかがでしょうか?

 

次回は、「ウルトラマラソン、ロングトレイルにも耐える胃腸の作り方からケア、補給方法」についてお話ししたいと思います。

筆者プロフィール

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吉田 浩章(よしだ ひろあき)|トレイルランナー・よしだ整骨院院長

高校・大学と山岳部に所属し、インターハイ、国体選手として活躍し、国内外の雪山を始め様々なバリエーションルートを登り活躍。社会人以降は、国内の山を活動場所とし、2005年には日本百名山、関西百名山、近畿百名山(当時27歳)で全山完登。ここ数年は、山を走る楽しさを覚え、全国のトレイルランレースやマラソン大会にも参加している。現在、和歌山県岩出市にて整骨院を経営し、アスリートやランナーへのコンディションニング及び治療に専念している。又、得意とするスポーツテーピングの講師としても活躍。

吉田浩章先生Facebook https://www.facebook.com/h.yoshida.sbb

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