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パフォーマンス向上を目指すアスリートへ

コラム

(第4回)夏場の疲労抜きについて

2017年09月15日 アスリートのための予防&ケア

自覚はなくても・・
暑い夏、頑張ってトレーニングした身体は疲れきっています。
これが結構、9月以降、出てくるんです。徐々に・・。

暑い夏。
とにかく暑い夏。

冷たいものを飲んだり、冷房の部屋、知らず知らずの間に身体を冷やしてしまっていたり・・。
暑さで寝苦しくて睡眠不足や、食欲不振、脱水症状・・。
夏バテの「後遺症」的な症状が、これから初秋の時期に現れてきます。

こうした夏バテ特有の症状と疲労対策について、今回はお話ししたいと思います。

やっぱり内臓は疲労している

夏の疲れから
《内臓疲労》→《免疫力低下》

この時期、よく風邪をひいてしまったり、なんだかお腹に力が入らなかったり、胃腸を壊したり・・。
こうした症状は、主に夏バテの後遺症と言っても過言ではありません。

夏に

【冷たい物の摂取】

【冷房の冷え】

【寝不足】

【脱水・ミネラル不足】

主に、これらが夏バテを加速させる要因です。

恐らく、殆どの方が避けては通れないところかと思います。

内臓疲労を疑え

毎日、睡眠を十分にとっているにも関わらず、疲れやダルさが残るという症状は、肉体疲労もあるかとは思いますが、主に《内臓》が疲労している可能性があります。

内臓疲労は、殆ど自覚症状がない。

「最近ちょっと疲れやすくなった」
「運動のパフォーマンスが上がらない」

なんとなく感じながらも、普段通りのトレーニングや生活を続けてしまっています。
気付いた時には、すでに酷い慢性疲労や不眠、すぐに風邪をひくようになったり。
さらには、走ったり、運動する気力すらなくなってしまいます。
ここまで来ると、自律神経失調状態に陥っている可能性もあります。

又、スポーツをしていなくとも、毎日の飲酒、暴飲暴食、寝不足気味・・。
こういったことが続くと内臓疲労が溜まりやすいです。
普段から睡眠を十分にとる、食事は、腹七分目くらいにするなど、生活の見直しも必要です。

さらに、食欲がなくあまり食べれない、大好きなお酒も欲しくないと感じたら危険信号です。
夏場、食欲不振になるのは、こうした内臓疲労が原因です。
食べ物を消化するというのは、内臓にとって負担がかかる作業です。
それが不調だと普段の量が食べれません。

そこで

普段の生活を見直してみる

暑い夏、酷使した状態で放置しておくと、やはり体調不良に陥りやすいです。

対策としては、
基本は
《食事・栄養》
《睡眠》
《水分・ミネラル補給》
ですが、

例えば私は、ここ数年、下記の点にだけは注意しています。

①エアコン内の部屋と外気との“温度差は3~4℃”を意識して調節する
②エアコン内では、“腹巻”や厚手の“靴下”など、服装で自衛する
③できるだけ“冷たい”飲み物、食べものを控える
④シャワーよりも入浴(ぬるめのお湯)を重視
⑤暑い夜は、エアコンを使い“快適な睡眠環境”で十分な睡眠時間をとる
⑥お盆の時期を過ぎたら(夏後半)冷たい飲料や食事を控える
⑦トレーニングの後、水分、たんぱく質、糖質を素早く補給する
⑧内臓疲労のケアの為にも、しっかりとした食事は、“運動後1時間~2時間の間隔”を空ける

個人的な実感ですが、これだけでもかなり良い効果を実感でき、疲労が抜けました。

少しでいいんです。

出来る事だけでもいいんです。

ちょっと意識を変えて生活してみてください。
きっと、秋からの生活が随分と改善される筈です。

強いアスリートは内臓も強い

強いアスリートは強靭な内臓を持っています。何時間もプレーするような競技では、常に最高のパフォーマンスを出さなければなりません。100㎞以上もの距離を走るウルトラマラソンやトライアスロンの選手は、競技をしながらでも、エネルギーを摂取できる強い強い内臓が必要です。

今からでも間に合います。

内臓疲労と夏バテについて、ちょっと意識してみるだけでも良いです。
ご自身の内臓を労わる事。
それもトレーニングの一環だと思って・・。

さて、次回は、「大会前後のケアとトレーニング計画について」お話ししたいと思います。

筆者プロフィール

column_yoshida_face 吉田 浩章(よしだ ひろあき)|トレイルランナー・よしだ整骨院院長

高校・大学と山岳部に所属し、インターハイ、国体選手として活躍し、国内外の雪山を始め様々なバリエーションルートを登り活躍。社会人以降は、国内の山を活動場所とし、2005年には日本百名山、関西百名山、近畿百名山(当時27歳)で全山完登。ここ数年は、山を走る楽しさを覚え、全国のトレイルランレースやマラソン大会にも参加している。現在、和歌山県岩出市にて整骨院を経営し、アスリートやランナーへのコンディションニング及び治療に専念している。又、得意とするスポーツテーピングの講師としても活躍。

吉田浩章先生Facebook https://www.facebook.com/h.yoshida.sbb

よしだ整骨院Facebook https://www.facebook.com/yoshida.seikotsuin