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パフォーマンス向上を目指すアスリートへ

コラム

(第6回)怪我の前兆をしっかり捉える

2017年11月10日 アスリートのための予防&ケア

季節が良くなり、スムーズに身体を動かせる時期になりましたね。
私も日々、トレーニングをしていますが、今の季節が一番大好きです。
長い距離の走り込みやトレーニングをするにも快適で本当に気持ちの良い季節です。

でもやり過ぎは禁物です。

《怪我や不調の前兆をしっかり捉える》

今回はこのテーマでお話ししたいと思います。
練習を積み重ね、記録も伸び、気分も上向き、全てが順調・・。
こういう時だからこそ、一度、原点に戻り、自分と見つめ合う時間も必要かと思います。
体調を崩したり、故障してからでは残念ですからね。

危険信号を見逃すな

最近・・・

【ダルさが抜けず思うように身体が動かない】
【身体がとにかく重い】

こんな気分や状況を経験したことはありませんか?

もしかしたら
それは、

「オーバーワーク・オーバートレーニング」

になっているかもしれません。

実際、当院へご相談されるアスリートの中で、オーバーワーク状態から身体のパフォーマンスが低下し、怪我や故障に繋がってしまったという方は多いです。

そうなる前に!

なんです!

気のせいなんかじゃなく。

それは。

身体からの《危険信号》なのかもしれません。

オーバーワーク

それは、「負荷に対して身体の回復が間に合わず、身体が徐々に壊れていく状態」です。
こうなる前には、やはり上記のような予兆、「危険信号」があるのです。

もう一度、お聞きします!

【いつもより明らかに力が出ない】
【倦怠感が続いている】

みなさん、経験ありませんか?

私も過去に経験しています。
重症化すると自律神経系にも乱れが生じ睡眠障害等にまで発展した事があります。
疲れているのに寝れない、寝たいのに寝れない。
そして、どんどん疲労が蓄積し、トニーニングしても効果が出ない、風邪をひく、そして故障する・・・。

といったような負のスパイラルのような最悪の状況を何度か経験した事があります。

特に故障や怪我はないのに。

【走りたくない】
【楽しくない】
【どうして走らないと行けないの?】
【動きたくない】

最悪です。

こんな気持ちが続いて、モチベーションも低下します。
これはもうかなり危険信号。

こうなる前にですよね!

オーバーワーク症候群

【原因】
・トレーニング負荷の増大
・ストレス
・睡眠、休養、栄養の不足
・身体機能の低下

【一般的な症状】
・モチベーションの低下
・筋肉疲労が抜けない
・免疫力の低下
・集中力の低下(イライラする)・睡眠障害
・パフォーマンスの低下

そうなる前に
やはり

予防したい、防ぎたいですよね。
やっぱり積極的な休養が必要になってきます。

予防策

・休養をしっかり取り入れたトレーニング計画を立てる
・高負荷なトレーニングは2日連続でやらない等
例)土曜日に30km走、そして翌日にまた20km~30km走等のロングランやレース。
※これには個人差がありますので一例。なんなくこなす選手もいます。

「休養中」
運動ゼロという訳でなく「積極的休養」→ヨガ・ピラティス・ストレッチ・水泳・ウオーキング等
身体の回復・再生を促すような軽い運動は休養効果が出ます。

「睡眠」
高強度トレーニング後は通常より+1~2時間の睡眠を心掛ける
休養効果を期待できる睡眠は、できるだけ0時前には寝るようにしたいです。

そして、自分のレベルを知り、規則正しい生活を維持するのも大事。
オーバーワーク症候群なんて、相当無茶なトレーニングをしない限り起こらないとも言われていますが。

【ダルさが抜けず思うように身体が動かない】
【身体がとにかく重い】

自分は大丈夫!だと思っても。
身体は正直です。

このような【危険信号】ってやはり身体から自然と出てくるもんです。

なってしまうと・・・。

抜け出すまでに時間がかかる

【スポーツ復帰までの目安】
・軽症・中等症は1~3ヶ月程
・重症では4~6ヶ月 最悪1年近く抜け出せない人もいます。

オーバーワークに陥っていた期間が関係しますが、それが長ければ長いほど、重症です。

これからの時期、季節も良く、夏の暑い時期に比べてトレーニング効率もずっと良くなります。
気分も上向きで、やる気もどんどん増してくることでしょう!

でも、

「あれ?おかしいかな?今日はいつもと違うぞ。」
って感じたら。

一度、自分の身体からの信号に耳を傾けてみて下さい。

人間の身体も車や機械と同じで、やっぱり酷使し過ぎると、最後は壊れてしまいます。

そうなる前にです。

是非。
その信号に耳を傾けてみて下さい。
それは、怠けるのとは違います。

身体をしっかり酷使したら、しっかり休息。

必要です。

勇気ある休息。

そして、自分の目標達成に向け、気持ちよくスタートラインに立ちたいものですね。

頑張りましょう!
目標に向かって!

さて、次回は「気持ちよく走れるこの季節だからこそ、注意したいこと」についてお話ししたいと思います。

筆者プロフィール

column_yoshida_face 吉田 浩章(よしだ ひろあき)|トレイルランナー・よしだ整骨院院長

高校・大学と山岳部に所属し、インターハイ、国体選手として活躍し、国内外の雪山を始め様々なバリエーションルートを登り活躍。社会人以降は、国内の山を活動場所とし、2005年には日本百名山、関西百名山、近畿百名山(当時27歳)で全山完登。ここ数年は、山を走る楽しさを覚え、全国のトレイルランレースやマラソン大会にも参加している。現在、和歌山県岩出市にて整骨院を経営し、アスリートやランナーへのコンディションニング及び治療に専念している。又、得意とするスポーツテーピングの講師としても活躍。

吉田浩章先生Facebook https://www.facebook.com/h.yoshida.sbb

よしだ整骨院Facebook https://www.facebook.com/yoshida.seikotsuin