menumenu
menu

パフォーマンス向上を目指すアスリートへ

コラム

(第8回)美しさと骨盤について

2018年01月19日 アスリートのための予防&ケア

今回は、アスリート向けというよりは、少し女性目線でのお話しをしたいと思います。

「美容と骨盤」

骨盤と美容とはどのような関係にあるのでしょうか。
今回は、簡単にその辺りをお話ししていこうと思います。

まずは簡単にできる骨盤チェック。

足の開きをチェック

床に仰向けに寝て、体の中心から左右の足の開きをチェックしてみてください。

左右の開きが同じなら骨盤はほぼ正常です。

しかし、

骨盤に歪みのある場合
どちらかの足が『左右と比べて広がって』しまいます。

その広がっている方の骨盤が傾いています。

つまり、その方の骨盤が歪んでいる可能性があるという事です。

頭の揺れをチェック

骨盤が歪むと骨盤周辺を左右に動かさないと歩きづらくなり、 無意識に骨盤を左右に振っています。
骨盤の振れをチェックしたら良いのですが、少し確認しづらいので、頭が左右に振られていないかチェックします。

首や頭に負担がかからない方法はアゴをしっかりと引くことです。
アゴを引くことが難しく、歩きにくい場合は、かなり歪んでしまっている可能性があります。

一度、お時間のある時にでもチェックしてみて下さい。

しかし、あまり神経質になる必要はないです。

そもそも骨盤の高さやバランスが左右均等な人なんて、ほとんどいません。
左右均等でまっすぐな物なんて、人間が作りだした「人工物」くらいなもんです。電柱とかね(笑)
人間も生物です。
自然界の木々や植物のように多少のゆがみや曲りがあるのは、自然なこと。

私は、骨盤の歪みというのは、その人独自の生活習慣が作り出した唯一無二のスタイルで悪いものではないと考えています。

しかし、あまりも大きな歪みは流石に、身体への影響が出てきます。

骨盤を正しい位置に保つという事は、さまざまな健康・美容効果をもたらしてくれるのも事実ですし、骨盤の歪みは、体に余計な負荷がかかり、 体重以上に太って見えるだけではなく、むくみ・冷
え性・肩こり・便秘・下半身太り・膝痛、生理痛・生理不順等、全身のさまざまな部位に悪影響をもたらします。
勿論、骨盤以外の原因の可能性があるかもしれませんが、体質だからと諦めず、骨盤矯正を施せば、症状が緩和されるかもしれません。

ですので、歪み過ぎた骨盤を正しい位置に矯正してあげることは大事です。

骨盤が正常な位置にあれば・・・

『内臓が正しい位置に』
内臓位置を正しい位置に直すことが可能です。
下腹部のふくらみ(ポッコリお腹)を解消とか。

『疲労改善』
骨盤の歪みは、太もも付け根(鼡径部)にあるリンパを強く圧迫しています。
歪みを解消し、リンパの流れを良くする事により、疲労しにくい身体になります。

『姿勢と新陳代謝』
骨盤が正されることで、姿勢が良くなります。
姿勢が良くなるとインナーマッスルも鍛えられ、代謝もアップします。

『肩こり予防』
骨盤矯正をすれば背骨とのバランスも良くなり、辛い肩こりも和らぎます。

『ヒップアップ』
ヒップラインは普段あまり使ってない筋肉の代謝を上げるので、効果が出やすいです。

このように骨盤矯正は、さまざまな健康・美容効果をもたらしてくれます。

全身の血流が改善され、筋肉の柔軟性が戻り、締め付けられていた神経も解放されます。

こうした効果は様々な結果を生みます。

①循環が良くなり、冷えやむくみから解放
②代謝が向上し、脂肪が燃えやすい身体に
③内臓の動きが良くなり、便秘が改善
④新陳代謝が向上し、美肌効果
⑤肩こり、頭痛、腰痛が解消
⑥姿勢、プロポーションの改善
⑦精神面にもプラス

まだまだ書ききれない位の効果があります。

骨盤と美容が関係しているのは、こうした理由があるからなんです。

日々、過ごしやすい体を手に入れるためにも、骨盤を正しい位置に保つ事って本当に大切です。

骨盤はなぜ歪むの?

さて、
骨盤の動きについて少し。

骨盤は主に

1.回転
2.左右に傾く
3.前後に傾く
4.開閉
という4つの動きがあります。

で、

骨盤の歪みも、こうした動き方同様、主に4つのパターンがあります。
1捻じれ → 骨盤を回転する(体を捻じる)ときに働く筋肉の問題
2左右に傾く → 骨盤を左右に傾けるときに働く筋肉の問題
3前傾後傾 → 骨盤を前後に傾けるときに働く筋肉の問題
4広がる → インナーマッスルの低下、出産時の影響

このように、骨盤の歪みは骨そのものの問題ではなく、骨盤周囲の筋緊張によって起こります。
その為、歪みだけを修正したところで、根本的な筋の緊張が残っていれば、歪みが再発してしまいます。

骨盤矯正とは、単に骨の位置を矯正することではなく、その原因となっている筋肉の緊張箇所を見つけ、それを改善させると同時に、その原因となっている生活習慣を改めることを意識しなければなりません。
そして、その再発を防止する努力が必要なんです。

当院では、骨盤の歪みや産後の骨盤矯正でお悩みの患者様には、矯正後、ストレッチポールを使ったストレッチ指導やインナーマッスルから鍛えながら矯正していく、コアコンディショニングを実施し、歪みの再発を少しでも防げるようアドバイス、指導しています。

そして、『女性の場合』、骨盤矯正のゴールデンタイムというのがあります。

それは私の経験上、

≪生理後3~4日の間≫

そして

≪出産後3か月以内≫

この期間は骨盤周辺の筋肉の柔軟性が一番良い時です。
この時期の骨盤調整は、かなり良い効果が期待できます。

美容と健康、なんでもそうですが、一度矯正したから大丈夫ではなく、その後の努力が大事です。

ご自身でも気付かなかった小さな不調が改善されたり、美容面で思わぬ効果が出るかもしれません。
骨盤の歪みが気になる方は、まずは歪みのチェックだけでも行ってみると良いですね。

さて、次回は「加齢に負けるな!体力低下に対抗するトレーニングと休息方法について」お話ししたいと思います。

筆者プロフィール

column_yoshida_face 吉田 浩章(よしだ ひろあき)|トレイルランナー・よしだ整骨院院長

高校・大学と山岳部に所属し、インターハイ、国体選手として活躍し、国内外の雪山を始め様々なバリエーションルートを登り活躍。社会人以降は、国内の山を活動場所とし、2005年には日本百名山、関西百名山、近畿百名山(当時27歳)で全山完登。ここ数年は、山を走る楽しさを覚え、全国のトレイルランレースやマラソン大会にも参加している。現在、和歌山県岩出市にて整骨院を経営し、アスリートやランナーへのコンディションニング及び治療に専念している。又、得意とするスポーツテーピングの講師としても活躍。

吉田浩章先生Facebook https://www.facebook.com/h.yoshida.sbb

よしだ整骨院Facebook https://www.facebook.com/yoshida.seikotsuin